jk1wsh’s blog

サラリーマンの無線日記

法規が全然できませんでした。

年末から第四級海上無線通信士の過去問を解き始めました。
イメージ 1













JRCのホームページより借用)
11mバンドのAMトランシーバーです。CB帯に近い周波数なのですね。

無線工学は10回分解きました。
最初のうちは合格点に達しませんでしたが、最近では3回に2回は合格点を取れるようになりました。
過去問を解いているうちに、知識が身についていく感覚です。
指定教科書はほとんど役に立ちません。試験に出ないことばかりが載っているのです。

さて、今回は工学と同じ回の法規も解いてみました。
全然わかりません。49/100点という散々な結果でした。

アマチュア無線の知識や一陸特、一海特で勉強したことが全く役に立ちません。
今回解いた試験で1問しかできなかったB問題を引用します。
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B‐6  次に掲げるもののうち、電波法施行規則の規定により、船舶局の無線業務日誌に記載しなければ
ならない事項を1、記載を要しない事項を2として解答せよ。
 
ア  レーダーの維持の概要及びその機能上又は操作上に現れた特異現象の詳細

イ  通信のたびごとに、空電、混信、受信感度の減退等の通信状態
(遭難通信、緊急通信、安全通信その他無線局の運用上重要な通信に関するものを除く。)
 
ウ  無線機器の試験又は調整のために行った通信の概要
 
エ  自局の船舶の航程(発着又は寄港その他の立ち寄り先の時刻及び地名等を記載すること。)  

オ  時計を標準時に合わせたときは、その事実及び時計の遅速


答は
ア1 イ2 ウ2 エ1 オ1
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特に上記問題で「イラッと」したのは、ウ、エ、オ

ウは、試験電波の発射だから業務日誌に記載しなければいけないと思ったら不正解(怒)
エは、無線に関係ないし、航海日誌には書くからいいじゃんと思ったら不正解(怒)
オは、無線局の時計は時刻を正確に合わせるのが当たり前だから業務日誌に書くようなことではないと思ったら不正解(怒)

怒りMAXで答え合わせを終えました(笑)

どうやら常識だけではままならぬようです。

無線工学は今まで染みついてきた勘や感覚、常識で何とかなりそうですが、
法規は事細かに学習しないといけません。
文章的におかしくても、一字一句正確に覚えなければいけないのが法規ってやつです。