jk1wsh’s blog

サラリーマンの無線日記

開局当時の話 第2話 HF début!

HF début !

前回は、CQ 2m シングルサイドバンド の話でした。
笑ってしまうかもしれませんが、当時2mSSBはまだまだ異端児でCQを出すときに
「ハロー CQ 2m シングルサイドバン」 ← 最後の【ド】は発音しないのがカッコいいらしい(笑)
と大真面目にCQを出されているOMが何人もいらっしゃいました。

さて、前置きが長くなりましたが 2m開局から数年が経過し、
高校受験も終わった高1の冬に年賀状の配達のバイトをやって貯めたお金と貯金をはたいて、
天下のNatinal製のRJX-715(15m専用モービル機10W)を買いました。
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6mのRJX-610とそっくりのデザイン。
当時は画期的な7セグのデジタル表示。KHz表示の3ケタしかありません。
VFOダイアルのタッチの悪さが玉に傷。

アンテナは集合住宅の屋上に増設。21MHz専用のGPでした。
5F建ての鉄筋アパートでしたが、皆好き勝手にTVのアンテナを設置しているので誰も文句は言いません。
Esシーズンに北海道や九州と交信出来て、興奮しましたね。
DXにはあまり興味が無く、といいますか 飛んでいかないので国内中心でした。

それと前後して、SONYICB-350というCB機を購入。
2CH機(26.968/26.976MHz)500mW 。 500mW機では最安値でした。
最初で最後の変なデザインのトランシーバでした。
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何だか使いにくかった。単三乾電池なのであっという間に電池が消耗します。

いただいたコールサインは・・・
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↑ 免許状の控
100mWを超える市民ラジオは海上移動(MM)が禁止でした。
したがって、移動範囲は陸上と上空のみ。

フリーライセンスの方々はこれに準じて 
地域名+アルファベット2文字+2桁または3桁の数字 で好きな呼出名称を使用しているようです。
または、私のように 昔の呼出名称をそのまま使っておられる方もいます。

残念ながら、このICB-350ではEs QSOを経験できませんでした。
Esシーズンになると、ダントラのオッチャンの「CQデルタエックスレィ」に潰されて話になりませんでした。
でもまだこの時代のオッチャンは下駄(リニア)を付けておらず、
アメリカンリーガルリミットの5W機にヘリカルアンテナが主流でしたから可愛いものです。
これから10年後、違法CBに東ハイの24Vリニアを積んだオッチャンが大勢出てきて社会問題になりました。