Jackery 1000 HF帯で使ってみた
コンテスト無しの移動運用は久しぶり。
移動地:JCG11002/B 神奈川県開成町
運用バンド:7MHz CW SSB
Rig:FT-991M ANT:フルサイズZepp(給電部はマルチバンド対応)
開成町は神奈川県で一番面積が狭い町です。
河川敷の堤防はサイクリングコースになっていて、川沿いの道路も駐車できるような箇所はありません。
当日、行き当たりばったりで入念にロケハンして、良い場所を見つけました。
車道が途中で終わっていて、その先はサイクリングコースに繋がる狭い歩道になっていました。
地元民でないと分からない場所です。
設営から撤収までで2時間半滞在しましたが、車は1台も来ませんでした。
徒歩での通行人は2人だけ。
↑東方向です。
↑西方向です。
山に囲まれてはいますが、これだけ開けていればHFなら遊べます。
無線のほうは約1時間半運用。
13時過ぎから運用を開始しましたが、近距離はスキップしていて、
3、4、5エリアが良くOPENしておりました。(0と2エリア以外は出来ました)
1時間半で約50局できたので日曜日の昼下がりにしては上出来です。
さてさて、ここからが本題です。
Jackery 1000の初HF帯投入戦となりました。
ノイズ:インバータノイズは気になりませんでした。発電機よりは良いでしょう。
バッテリー寿命:50WフルパワーのCQ RUN+ノートPC繋ぎっ放し→
100%近く充電してあったのに、1時間半で1/4も消費しました。
単純に計算すると、6時間で空っぽになります。
普通の日帰り移動運用には十分です。6時間CW打ちっ放しはないでしょう。
しかし、6時間のコンテストとなると一抹の不安が。
コンテスト開始前の1時間はワッチしたり、周波数確保などで電源消費。
私は以下のような使い方で6時間コンテストを2回経験しました。
◇使用開始から3時間経過したところで、残量を確認
→50%以上残っていたら、気にせず続ける。
→50%未満の場合は、車のエンジンをかけシガープラグから充電しながら使う。
さらにPCのバッテリー残量に余裕があれば、PCはバッテリー駆動。
◇コンテスト終了前1時間半経過したところで、確認し残り時間を走り切る。
Jackery 1000 から得た結論(50Wでコンテストガチ参加の場合)
24時間コンテストは迷わず発電機
3時間コンテストは迷わずポータブル電源(400タイプでもいける)
6時間コンテストは残量気にしながらポータブル電源(708タイプでは終わる)
※フローティング充電は車のバッテリーのように負荷をかけながら充電する方法ですが、ポータブル電源の寿命を気になさる方はやめたほうが良いです。
スマートフォンを充電しながら使用するのは、バッテリーに負荷がかかると言われていることは皆さまご存じでしょう。
また、シガープラグの電力は小さく、50W弱程度です。ポータブルバッテリーの延命にはなりますが、シガープラグのみでフル充電はとてつもなく時間がかかります。
(商用電源100Vから充電器で充電する場合は150W弱)
以上 最後までご覧いただき、ありがとうございました。