jk1wsh’s blog

サラリーマンの無線日記

35年前のアマチュア局免許状

申請者が手書きをする無線局免許状
 
こんなものがまだ保存されています。(一応コピーです)
※変更、廃局、継続等の理由で使用しなくなった免許状は総合通信局返納しなければいけません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(182mm×81mm)
免許の年月日が昭和53年6月20日となっております。
145MHz A3J 10W のモノバンド、単一モードのシンプルな免許状でした。
井上電機(ICOM)のIC-202A+IC-20Lで開局したのでこのような指定になったのです。
常置場所、氏名、移動範囲が申請者の手書きです。(中学生の字なのでヘタレ文字です)
予め、白紙の免許状用紙に必要事項を記載して申請用紙と一緒に郵政省の【電監】に提出します。
呼出符号や免許の年月日等は、電波監理局がゴム印を押します。
いつの間にか、呼出符号識別信号に名称が変わってしまいましたね。
 
現在の無線局免許状に移行するまで、まだ違うタイプのものがありました。
この次のタイプが、手書き部分が無くなり 全部カタカナと英数字のものです。(227mm×114mm)
(まだプリンターが漢字対応していなかった時代なのでタイプライターで打ったかのように見える)
通信事項に、ウチュウムセンツウシン ヲ フクム という記載がありました。オスカーでしょうかw
宇宙無線通信は、後にアマチュア業務に包括することになりそのような記載はなくなりました。
ちなみに現在の免許状は、JIS規格のA5サイズになりましたね。
大きさがちょくちょく変わってしまい、免許状ケースを販売していたドカラさんはきっと戸惑って
しまったことでしょう。あまり売れるものではないので、新規需要よりも在庫ロスで頭が痛かったでしょう。 
従事者免許証ケースなんてものもありましたね。
私は二つ折り免許だったので、アドカラーの従事者免許ケースは買ってしまいました。Hi 
それも、ラミネート免許になってから不要になりました。今では、電話級のウグイス色の免許証保存用となっております。                                                       73