jk1wsh’s blog

サラリーマンの無線日記

500Wリニアアンプ選定の難しさ  辿り着いたのは HL-550FX

今週は、6日連続出勤です(*_*)
相変わらずスマートフォンから投稿です。
さて、サラリーマンQROシリーズは終わりましたが振り返ってみてあんなこと、こんなことを書いておけば良かったということは追加していこうと思います。

1アマ取得後に、直面したのが500Wのリニアアンプ選定でした。
1KWのPW-1やVL-1000を500W改造する資金はございません。
国内新品現行機は、東京ハイパワーHL-550FXと450、サムウェイの21メガまでのアンプだけ。
海外ではまだ真空管の物や、アメリトロンのモービル用半導体アンプがあります。
国内中古は、東京ハイパワーの1.1KFXや1.2KFXなどの据え置き用のほかに700Bというモービル用?の物、
トリオは、TL-922、八重洲はFL-7000と2100シリーズが中古市場に出てきます。
ICOMの旧機種はまず出てきませんね。

ハイバンドメインの私から、サムウェイのアンプはまず消えました。
価格的に良いですが、21MHzが350Wでは今までの200Wベアフットと変わらないでしょう。
そろそろサムウェイから、後継機製作の予告がでていますが「作る気がしません。」と言っているように
いつ出るのか、果たして何台生産して中止になるのかさっぱり読めません。
そこがサムウェイのウリだったりします。ユニークな会社です。
八重洲のFL-2100BやZは手頃。しかしハムショップのオーナーはTL-922をオススメ。
アメリトロンのモービル用、東ハイの700B中古は70A程度の電源が必要で、電源が5,6万円します。

したがって、10万円程度で手に入りそうなのはTL-922となります。
時々信頼できそうな筋から出てきますが、なかなか10万円では落札出来ません!
ケンウッドタイプの後期型は尚更無理です。中古でしかも20世紀の品物に10何万出すのは冒険です。
しかも私は、トリオのTS-520以来真空管の品物はいじっていません。ド素人です。

そんなこんなで、清水の舞台から飛び降りる覚悟で東ハイのHL-550FXを注文してしまいました。
どうせなら50メガもアンテナがあるので、50メガもQROに加えることに。
50メガの500Wは国内向け最大出力なので、ちょっとだけ優越感があります。
(パワーよりアンテナなのに・・・Hi)

CQオームさんに在庫がありましたので、即納でしたが、あまりにも恐れ多くて電源が入るかの確認して
直ぐに箱のなかに戻しましたw

箱に戻した理由は、あと2つ。
ボーナス一括にしたので、支払いが終わるまでは自分のものではない。
頭金をちょっとだけ支払い、3ヶ月後に残金を支払う形にしました。
折からの不況でボーナスなどほぼ大半が住宅ローンで消えていくので、年末調整還付金との合わせ技です。
そしてもう1つの理由は、申請書類をいつから作成開始できるかわからない。
年末年始から2月一杯は、仕事で疲れていて細々した申請書類を揃える気力もありません!

続く…
(自宅に戻ったので続きを少し)
こうして、我がHL-550FXは4ヶ月以上も箱の中に眠り今年3月に冬眠から覚めたのでした。
3月に入り書類を開始。3月31日に全部の書類が完成し、翌4月1日のエイプリルフールに投函。
途中、オールJAコンテストに参加したりして電波障害調査が滞ったりしましたがEスポシーズンには
何とか間に合い、実通もEスポで切り抜けました。DXは夏枯れに入ってしまいましたHi
 
HL-550FXは、確かに高いです。造りはしっかりしています。海外ペディションに持ち出すための
手提げベルトが付いているところがニクいですよ。昔は、ハイパワーCB向け(DC24V仕様)および、
オーバーパワーV・UHF帯アマチュアアンプメーカーのイメージがありありでしたが、
どうやら最近はそうではないです。VU用もEMEする人しか買えないような立派なラインナップしかないですし。