jk1wsh’s blog

サラリーマンの無線日記

移動しない局の免許状が来た(再免許)

先週の頭に電子申請で「移動しない局JK1WSH」の免許状が本日届きました。(再免許)
案の定、但し書きがしっかりと印字されたものが来ました。
但し書きの分が増えてその分スペースが狭くなり、
52MHzの手前で改行されて、恰好が悪い免許状になりました。
イメージ 1
























赤いアンダーラインが500Wの免許を受けている周波数帯です。
それ以外は、高耐圧のアンテナが無いので200Wです。
6mが500Wまで出せるのはちょっとだけ優越感を味わえます。

青い枠は、スプリアスの但し書きです。(残念)
エキサイタは2台だけ。FT-2000DとIC-7300。どちらも新スプリアス規格機です。
通らなかったのが、リニアアンプ。
オールソリッドステート、最新鋭(他社のものに比べれば)の東京ハイパワーHL-550FXです。

ただ製造元が倒産の憂き目に遭って現存しないというだけで、総通認定リニアにはなれませんでした。
イメージ 2






















一方、アツデンのAZR-550FZは、総通認定の新スプリアス認定機
画像を比較してみましょう。
AZR-550FZ
イメージ 3





















完全にリバイバル商品ですね。
電力増幅は、どちらも C-MOS FET VRF150の4発!

その他回路も、若干の変更はありますが大体同じです。

ほぼ同じものですが、一方は新スプリアス機でもう一方はメーカー倒産のため、
メーカーからデータを出せず対象外という理不尽なことになっています。

あと3年半あります。できれば、スプリアス測定データを提出して延命させたいと思っております。
スプリアス測定費用が全く想像つきません。5万円以内を目処に決断しましょう。

蛇足になりますが、「東ハイ」と云うと、ふた昔前の違法CBご用達のイメージを持たれているOMも多いかと思います。
確かに、HL-200B、HL-400BなんてDC電源で動作するものですから、間違いなくターゲットはモービルのおっちゃん達だったのでしょうね。HL-400Jなんてもっとあからさまで、DC28V仕様ですから間違いありません。
過去に違法運用を助長するようなもので生計を立てていたので、そのツケが回ったのでしょうね。
しかし、晩年はアマチュア向けの良いリニアアンプを幾つか世に送り出していました。

この記事の主役のHL-550FXは、DXペディションをターゲットにした、
50MHzまでカバーする画期的なコンパクトリニアです。
VRF150×4のファイナル。ドライブ電力50Wで500Wの綺麗な電波が出力できます。
海外どこに行っても使えるように、AC100 VからAC250Vまでの電圧連続対応。
9Kgの軽量を実現し、航空機内持ち込みクリア。

・・・残念でなりません。