jk1wsh’s blog

サラリーマンの無線日記

200WへQROされる方へ

…とタイトルに書きましたが、
そもそも1アマ2アマで100W運用されている方もいれば、3アマや4アマから2アマ1アマに合格された方もいるでしょう。

何れにしても、局免を200Wにしたいということは同じです。

《ケース別リグの選定》

◇定年退職の自分へのご褒美にリグを新調
KENWOOD派なら迷わず TS-990
どうしてもYAESUなら FTDX-5000
ICOMファンならIC‐7700

◇現役サラリーマンで、生活はまあまあ
年収は600万以上あり、子どもの学費がかからなくなった
YAESU FT-2000Dの最終ロットまだ間に合います。最安値を見つけてから、XYLの決裁を待ちましょう。

◇上記と同様のサラリーマンだが、
子どもがまだ高校生か大学生で、XYLにそんな話を切り出せない人
YAESU FT-1000MkⅤ中古が10万位です。
50MHzは付いていません。専用トランスバータは割高です。新スプリアス非対応。
若しくは、
今お持ちの50W機か100W機に、リニアを付ける方法です。リニアだけではなく電源が必要なのでご注意。
200Wまでならチューブのリニアはあまりお奨め出来ません。
FT-2000Dの中古も、3000の登場で安くなりました。

YAESUのFTDX-9000とICOMのIC‐7800は
我々とは別世界の階層の方がお使いになるリグだと思い、サラリーマンやサラリーマンOBにはあまりに高過ぎるので出しませんでした。
私の勝手なイメージでは、アラブの石油王や会社を経営していて事業が成功している人など。

KENWOODのTS-480HXは、コンセプトがオカシイと思い、除外です。(トリオさんごめんなさい)
モービル機ですよね。どう見ても。 

最後に…
近い将来に200Wを超えるQROも視野に入れている方へ
リニアを付けることになるので、ベアフットでで200W出るリグ、しかも技術適合機
さらには新スプリアス機にするべきです。もし、新規に買うなら。
なぜなら、QRO申請するのに160mから6mまでワークバンド込みで1KWや500Wを免許下ろすのは、
至難の業です。
先ず、アンテナが揃えられません、そう簡単には。
それなら、技適申請でオールバンド200Wをもらってから、
後からさらにQROする際にアンテナの耐圧とインターフェア対策が出来るバンド、
モードだけをQRO申請と変更検査対象にしておけば、その他のバンドは200Wが残る訳です。
また、新スプリアス機にしておかないと必ず送信機の変更申請をしなければなりません。

200Wは技術適合申請で既に免許されているので、
アンテナを仮設でも用意出来るのなら、総通の変更検査の時にも問題にならないでしょう。

私も実際のところ、3.5MHzなどは固定局用のアンテナは常設しておらず、免許だけが200Wでした。
総通の変更検査をどう乗り切るかを思案した結果、簡単なワイヤーアンテナをいつでも出せるように
しておきました。適当なアンテナでも、ある程度の長さがあれば外付けマニュアルチューナーがあるので、
見かけ上の整合は取れます。
結局、変更検査では、実際にQROするバンドのアンテナしか聞かれませんでした。
とにかく、一番大事なことは人に迷惑をかけないことです。

逆説的に言えば、たとえ10Wであろうが近所にインターフェアを出してしまったら、
局の免許がケロワットであろうが、1アマであろうがインターフェアの対策が出来るまで電波を出してはいけませんということです。Hi