jk1wsh’s blog

サラリーマンの無線日記

昔の話②

やっとの思いで仕事から上がりました。

また暇潰しに、昔の話を記憶を辿りながら書いてみます。

昔の話② 開局編

さて従事者免許が来たのは、中1から中2に進級した頃でした。
アパマンなので、HFは候補から外れました。
6mのアンテナでさえも多き過ぎ。
こうなると144MHzです。当時の430MHzは、現在の1200MHzのような閑散としたバンド。

FMモードはモービル局が幅を効かせているので、SSBを選びました。
当時は、小型のオールモード機はありませんでした。
私が選んだのは、井上電機のIC-202Aというポータブル機。CWとSSBにでられます。
VXO方式で、クリスタル発振周波数を可変。
1つのクリスタルで、200KHzをカバー。
今までのポータブル機の概念を破った、
縦型デザインが斬新でした。
単2乾電池9個でも3W近く出ます。

横浜に住んでおりましたので、石川町駅から徒歩5分の工人舎で購入しました。
ここは松影町ですが、直ぐ近くが寿町という簡易宿泊所が集まった地域です。
車で通り抜けするにも、当たり屋が怖くて最徐行が必要。
まだ、トヨムラ横浜店やエジソンプラザが石川町駅前にできる前の頃でした。

私が第1回目のQRTをした、1980年代には工人舎もトヨムラもアマチュア無線コーナー縮小、
パソコンコーナー拡大への道を歩み始めました。

後に、パソコンも家電量販店の安売りには敵わなくなり、トヨムラは横浜から撤退、
ハマーズ工人舎は経営難になりどこかの傘下に入ってしまったような記憶が…。
そしてまた2008年に新生 工人舎として、DXサー向けのハム専門店として復活しました。

結局、秋葉原の家電屋もそうですが、ハムからパソコンに大きく舵を切った店は、
後に憂き目に遭ってしまったのです。
ヨド●シカメラやビッ●カメラ、さらに後には●マダ電機にシェアを奪われ。

続く