1アマ受験計画から受験まで
昨年の5月に1アマ受験を決意しました。
目標は、8月期 一発合格。 あと3ヶ月で・・・。納期厳しい;
【参考書と問題集の選定】
2アマ受験の時は、野口本の問題集だけを何度も繰り返し勉強しました。
やはり1アマともなるとキルヒホフの法則などを理解しないといけないので
参考書も買うことにしました。
参考書:『解説・無線工学』
問題集:『一級ハム国試問題集』
そして、インターネットから過去問をダウンロードして20回分
【日本無線協会に受験申し込み】
インターネットからの申し込みが楽です。
1エリアに住んでいるので、受験地を東京で希望しました。
なんと、送られてきた受験票の受験会場は今まで見たこともない場所が・・・。
晴海は、どうやら満席になってしまったようでした。
【勉強開始】
私の仕事は、6月から夏にかけてどんどん忙しくなっていきます。
休暇はぐったりしていたり、Esシーズンなので無線機の電源を入れたり・・・。全く進みません。
主に、仕事場との往復の通勤電車の中が1アマ勉強タイムです。
参考書は重いので、主に問題集だけを電車の中で解いていました。
法規は、2アマ受験から数年しか経過していなかったのであまり勉強しませんでした。
【文系ハムの無線工学勉強法】
文系は平方根の計算がやっとです。三角比忘れました。対数関数わかりません。
Σを見るとジンマシンが出ます。こんな私でも、効率良く勉強することで合格点にどんどん近づきました。
極めつけは・・・ キルヒホフの法則は捨てましたw ついでにロジック回路も捨てましたww
暗記物からどんどんやっつけます。
簡単な公式はどんどん覚えます。三公式(三つ巴になっている公式)は1つだけ覚えました。
難しい公式も、頻出のものを厳選して覚えました。→電界強度を求める公式√7GPなんちゃらなど。
2アマ3アマに出てくる電源関係(鉛バッテリーやニッカド電池、リチウムイオンなど)は特に勉強要りません。
また、普段からHFに出ている人は電波伝播のところは経験だけで解けます。
アンテナを自作したことがある人は、空中線も勉強不要です。
そうこうしているうちに、試験1ヶ月前となり過去問に取り掛かりました。
過去問演習はとても大事です。お子さんがおられるOMは、子どもの受験の時のことを思い出してください。
中学受験なら【声の教育社】、大学受験なら【教学社】の赤い本を買ってあげたと思います。
過去問でいろいろな年度の問題を、制限時間内で解いてすぐに答え合わせをしてその場で覚える。
特にハムの国家試験の場合は、選択肢の順番を入れ替えただけの問題が何度も出題されているので、
過去問慣れをしておくと、瞬時で答えが出てしまいます。
私は過去20回分の試験を最新のものから解いていきました。そして合格点に達しなかった年度のものから
優先順位をつけて、2周目もやりました。さすがに1ヶ月前からは休暇の日に3時間くらいは勉強しました。
概ね8~9割(合格は7割)取れるようになったので、心に余裕ができて試験の日が楽しみになりました。
最後にもうひとつ・・・
1アマ合格必勝法 で検索すると、いろいろ見つかります。
無線工学に関しては、1回前~3回前に出題された問題は出にくいという法則は当たっていました。
もちろん、私もそれらの問題は後回しにしましたHi
次回に続く