jk1wsh’s blog

サラリーマンの無線日記

【2ヶ月で勉強する1アマ2アマ国家試験】 高校数学と中学数学の分岐点

高校数学は使わなくても、1,2アマともに合格点に達することが十分可能!
…と申してきました。何が高校数学で何が中学数学なのかをはっきりしておきたいと思います。
◇無線工学に必要な高校数学
ベクトル、複素数、対数関数、Σ、三角関数

◇合格点に必要な中学数学
平方根、式の計算(多項式や高次方程式)、
三平方の定理

※昔はピタゴラスの定理 と習いましたが、今の中学生の参考書にはどこを探しても三平方の定理となっていました。

対数関数logは真数丸暗記で対応できます。
ベクトルは考え方で出てきますが、位相が進むとか、遅れるとかは組み合わせで暗記すれば良いです。

三角関数は、私は捨てましたw

Σも何か良くわからんと捨てましたww

三平方の定理は、2箇所で出てきます。
うち、1つ目は電波伝播のところで、電離層に反射した電波の送信点と受信点の2点間の距離を求める時に知っておくと便利です。(知らなくても答は出せます)
もう1つが、電気回路のところで、LC回路のところなのですが、
【中学数学】三平方の定理平方根の計算の2つをせっかく駆使できても【高校数学】の複素数がわからなければ解けない問題があります。

これも私は捨てました(((^_^;)

この歳になって、複素数を理解しようというモチベーションを引き出すことができませんでした。

文系の方なら共感できると思いますが、漸化式、複素数三角関数、極限などと聞いただけで嫌気がします。
インテグラルやシグマの記号も見たくありません。
どちらかというと、ベクトルや行列、確率などは文系の人間は得意だったりします。
おそらく、目に見えてイメージしやすいからだと思います。

理系の方から見れぱ、何言ってんだ?となるかと思います。
アマチュア無線を普通に楽しむなら、小難しい数学を知っているよりも、
より実務的な・・・例えば、長年の経験と勘で「電解コンデンサーの容量抜けが原因だ」と予測し、
見事に無線機を修理してしまうOMのほうが私は、カッコいいと思います。
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